011:miiboが2月にo3-mini対応!FP Chatbotテストで見えた新たな課題とは?

はじめに

miiboが2月リリースに合わせ、最新のo3-mini対応を発表しました。

 

今回は、FP Chatbotの会話モデルをo3-miniに切り替えてテストしてみた結果をレポートします。改善点とともに、次の展開に向けた期待をお伝えします。


1. o3-mini対応の概要

miiboの新バージョンでは、従来の会話モデルから最新のo3-miniに対応することで、より自然な対話や高精度なレスポンスが期待されています。しかし、テスト段階ではいくつかの課題も見受けられました。


2. テスト結果:レスポンス速度とFunction Callの課題

2-1. レスポンス速度の現状

  • 現在のところ、FP Chatbotの会話モデルをo3-miniに切り替えた結果、
    • 数秒から数十秒の応答待ちが発生するケースがある
  • ユーザー体験としては、「待たされる時間が長い」という印象を受けやすく、改善の余地があると感じました。

2-2. Function Callが発火しない問題

  • キャッシュフロー表の作成自体はできるものの、
    • Function Callが発火せず、メール送信が行われない状況が確認されました
  • これにより、ユーザーがキャッシュフロー表を受け取れず、システムとしては「惜しいなあ」という印象です。

3. 改善に向けた今後の展望

今回のテスト結果を踏まえ、言語モデルは、ChatGPT 4oのままとします。

ChatGPTのポイントが変わった時点で、改善を進めたいと考えています。

  • レスポンス速度の向上
    • モデルの最適化やサーバー環境の改善を通じて、待ち時間の短縮を図る
  • Function Callの対応
    • キャッシュフロー表が生成された際に、確実にメール送信などの後続処理が実行されるよう、システム全体のトリガー設定や連携部分の見直しを進める

今後、これらの課題が解決されれば、よりスムーズなユーザー体験と、FP Chatbotとしての実用性が格段に向上することでしょう。


まとめ

miiboのo3-mini対応は、FP Chatbotの可能性をさらに広げる大きな一歩です。しかし、今は機能が足りず、採用に至りませんでした。

  • レスポンスの遅延Function Callの未発火といった課題
  • システムの改善次第では、ユーザーにとって非常に価値のあるツールとなる可能性を秘めています。

これからも、ユーザーの皆さまにより良い体験を提供するため、改善と機能向上に取り組んでまいります。次回のアップデートにご期待ください!


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