今週のお題「名作」
2024年5月6日
をやってみようと思う。
名作の本は、沢山あって絞り切れないけど、あとがきに名著と断言した人がいる本をあげたい。本川達雄先生の「長生き」が地球を滅ぼす。
もう、10年以上前の本だけど、今でも全然古さを感じない。団塊世代が後期高齢者になった今だからこそ、是非とも目を通して欲しい。特におじいさんはね。
年金をもらって(たぶん、今の後期高齢者は現役時代に納付した保険金は既に受給してしまい、老齢基礎年金の半分は税金から、それ以外は、納付者(原則20~60才)の保険料で賄われているはず(かなりアバウトな認識)。
あと、健康保険も後期高齢者医療制度になっている。もちろん、ご本人も支払ってはますが、ほとんどの財源は現役世代の健康保険料。現役世代の保険料の半分近くは後期高齢者に費やされているはず(かなりアバウトな認識)。
本書曰く、生物学的には人間は長生きし過ぎ。ヒトの大きさ等からは、30年弱が寿命。平均寿命が80才以上に延びた理由は、人類の英知によるものですが、果たして伸びた分を活かせているかどうか。
第6章の老いを生きるヒントは、私の人生の指針ですね。かくありたいですわ。
おばあさん効果はありますが、おじいさん効果と言う言葉は聞いたことがありません。必要以上に長く生きる理由が、おじいさんには見いだせないからでしょう、現状では。おばあさんは孫世代の育成に貢献してとして「おばあさん効果」と言われているのに。男女不平等じゃありませんか?ぜひ、おじいさんは孫だけじゃなく、次世代育成のために生きていると言われたいものです。